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押さえておきたい三脚の選び方
綺麗な仕上がりの写真を撮る為にはいろいろな技が必要ですが、手ブレを防ぐ為には三脚が使われます。カメラによっては手ブレ補正機能が付いている製品もありますが、撮影する被写体や環境によっては手ブレ補正で補えないこともあります。それが三脚を使うことで問題なく綺麗に撮影することができます。三脚を購入するなら、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
三脚の種類
三脚には、卓上で使えるミニ型三脚や、一般的に購入されている軽量・コンパクト型三脚、夜景や花火、強風などの不安定な環境で撮影できる中・大型三脚があります。ミニ型三脚や軽量・コンパクト型三脚は、そんなに重さがなく気軽に持ち運びをすることができるのに対し、中・大型三脚は重さがあり、持ち運びがしにくくなっています。
カメラとレンズの重さ
ここ最近のデジカメや一眼レフカメラには小さめに作られている製品もありますが、小さめなデジカメや一眼レフカメラ、レンズの総重量が1キロ以内に収まれば、ほとんどの三脚が使えます。しかし、それ以上の重さになると耐えられない三脚もありますので、耐荷重がどのくらいなのか確認する必要があります。
脚を伸ばした時の高さ
自分の身長に合わせて脚を伸ばすと使いやすいですが、あまりにも脚を伸ばすことができると今度は、折り曲げた状態が大きくなってしまいます。そうすると、持ち運びをする際に荷物になってしまいますし、重くなってしまいます。ある程度の高さがあり、持ち運びがしやすい最大の高さになる三脚を選ぶと良いでしょう。
雲台の種類
雲台とは、カメラを固定する部分です。ほとんどの三脚には雲台が付いていますが、脚と別々に購入して組み合わすこともできます。大きく分けてバンハンドル付雲台と、自由雲台があります。バンハンドル付雲台は別々のハンドルを使い、水平方向や垂直方向を決めますが、自由雲台は、ネジを緩めるだけで好きな方向へ向けることができます。
三脚を選ぶ際は、これらのポイントを踏まえて適切なものを選びましょう。そうすると、写真プリントが満足のいく仕上がりになります。